音質重視!スピーカーのご紹介
音質重視のスピーカーをご紹介するに当たり、音質とは何ぞや!?のご説明から入ります。
音質と一言に言っても、音質が何で決まるか分からなければ良いスピーカーを選ぶ事は困難です。そこで、音質の良いスピーカーを選ぶ時のポイントをご紹介します。
音の要素について(音の三大要素)
まず、『音』とは。
音とは『空気の振動』です。空気が振動する事により『音』が伝わります。音の発生元を音源と呼び、我々が口から発する音源が言葉となり、リズムを持たせると音楽になります。
音は15℃の気温で約340m/s(秒速約340m)の速さで進み、1秒間に340m進む速度をマッハ1と表記する事が出来ます。トップガンマーヴェリックに登場するダークスターはマッハ10で飛行が可能なようですが、この場合、秒速約3400m(3.4Km)で、時速に直すと12,240Km/hです。めっちゃ速いですね(笑)
1.音量(おんりょう)
音は空気の振動であると上述しましたが、音の大きさは、振動の振幅の大きさで決まります。
振幅の波の高さ(振れ幅の大きさ)が高い程、音が大きくなります。音の大きさの単位はデシベル(dB)で表現されます。良く工事現場の近くで『●●dB』と現場の音の大きさをリアルタイムで表しているデジタル表示を見た事がある方もいらっしゃると思います。
2.音程(おんてい)
音程は音の高さを表します。音量は振幅の大きさで決まりましたが、音程は一定期間での振幅の数で決まります。振幅が多ければ音は高くなり、振幅が少なければ音は低くなります。
音程はヘルツ(Hz)で表記する事が出来ます。1秒間に1周期であれば1Hz、1,000回の周期があると1,000Hzもしくは1KHz(キロヘルツ)と表記されます。人が認識出来る音は大体20Hz~20,000Hz(20KHz)の間だそうです。人が認識出来る音を、重低音、低音域、中音域、高音域とHzで棲み分けされています。
重低音:20~100Hz
低音域:100~600Hz
中音域:800~2,000Hz(2KHz)
高音域:4KHz~20KHz
3.音色(ねいろ)
音を発した時の発音体(楽器等)の違いによる音の発し方(出し方)の違いを表します。同じ太鼓を叩いた時、素人とプロで音の差が出たりします。この音の発し方が音色です。
音を発すると『倍音(ばいおん)』と呼ばれる複雑な周波数を発します。この倍音の発し方、混ざり聞こえる倍音の組み合わせが音色の違いとして認識されるものです。
倍音はハーモニクスやオーバートーンとも呼ばれます。
スピーカーの音質について
スピーカーの仕組み
スピーカーは、電気エネルギーを音に変換するデバイスです。以下にスピーカーの基本的な仕組みを説明します。
磁石とコイル:スピーカーの中心には、一つまたは複数の永久磁石があります。この磁石の周囲には、可動コイルが取り付けられています。
コイルと振動板:可動コイルは、導線で作られた軽量なコイルであり、振動板とも呼ばれる円形の薄いシートに取り付けられています。振動板はスピーカーの前面部分であり、音を放射する役割を果たします。
電流の流れ:音声信号や音楽などの電気信号がスピーカーに供給されると、コイルに電流が流れます。この電流がコイルによって作られた磁界と相互作用することで、コイルに力が発生します。
振動の発生:コイルに発生した力によって、可動コイルと取り付けられた振動板が振動します。この振動によって、振動板は空気を圧縮および膨張させることで音波を生成します。
音の放射:振動板によって生成された音波は、スピーカーの前方または周囲に放射されます。振動板の振動は、周囲の空気の圧力変化として感知され、私たちが聞くことができる音として認識されます。
音質の良いスピーカーとは
周波数応答範囲:スピーカーが再生できる音の周波数範囲が広いほど、より豊かでバランスの取れた音質が得られます。一般的に、20 Hzから20,000 Hzまでの範囲をカバーできるスピーカーが理想的です。
歪みの少なさ:スピーカーが再生する音に歪みが少ないほど、よりクリアで正確な音質を実現できます。歪みは音声信号が正確に再生されない場合に生じるもので、特に高音量での再生時に問題となります。
インピーダンスの適合:スピーカーのインピーダンスは、スピーカーと接続するアンプやオーディオ機器の出力インピーダンスと一致している必要があります。適切なインピーダンスの選択により、スピーカーとアンプのマッチングが良くなり、最適な音質が得られます。
(インピーダンス:交流回路における電気抵抗の値を指し、単位はΩです。)
力強い低音再生:低音を豊かに再生できるスピーカーは、臨場感のあるサウンド体験を提供します。低音再生において重要な要素は、スピーカーのサイズ、エンクロージャー(スピーカーボックス)の設計、及び低音用の専用ドライバーの存在です。
ドライバーの品質:スピーカーに使用されているドライバーの品質も重要です。ウーファー(低音再生用)、ミッドレンジ(中音域再生用)、トゥイーター(高音再生用)などのドライバーが適切に設計されているか、高品質の素材が使用されているかを確認しましょう。(スピーカードライバー)
適切な配置とアコースティック環境:スピーカーの配置や設置場所、および聴取環境も音質に影響を与えます。スピーカーを壁や障害物から離し、適切な位置に設置し、反響や音響的な問題を最小限に抑えると良いです。
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スピーカーを買い替えたい!さてどうしますか??
新しくスピーカーを買いたいのだけど、既に手持ちのものがある。。。買ったばかりだけど、音がいまいちなので買い替えたい。スピーカーをもう少し生活スタイルに合わせて使いたい・・・
そのような時はどうしますか?
●メルカリで売る(https://jp.mercari.com/)
かなり多くの方が実践している方法だと思います。メルカリで販売・オークション形式など様々な方法で売る事が出来るサービスです。スマホが1台あれば大抵のものは売れそうな印象を受けます。
私は苦手で、手が出ないです(笑)
●中古ショップで売る
本であればBook Off(ブックオフ)、家電・楽器などはHard Off(ハードオフ)などの買取屋さんがあります。このような店舗で販売して、新たなものを仕入れる事も検討出来ると思います。
●ネット買取サービスを利用する
ネットの買取サービスはかなり普及していて、持ち運ぶ手間が省けるのと、買取が出来なかった商品だった時にガッカリした上、処分してもらうか、持ち帰るか・・・という二重の悔しさを回避する事が出来ます(笑) 何度も経験した事があります(^^;
ネットの買取サービスは商材により様々な買取サービスがあるので、売りたいもの(今回で言えばスピーカー)により業者を選定した方がより高価買取をしてくれると思います。
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